一昨年の本誌の付録DVDでも紹介したWOOPYが、ついに木島平でデモフライトすることが決定しました!
2007年のリアルパラワールドでデモする予定でしたが、あいにくの雪不足で中止に。
しかし、今回はアエロタクトの招きで、専属のテスト・パイロットであるGuy Bertrand Jaquierが来日してデモしてくれることになりました。この新しい翼の面白さをその目で確かめて欲しい。
●Guy Bertrand Jaquierの紹介はゲストページ参照。
1980年代後半から1990年代前半にかけてたくさんのパラグライダー名機を世に出し、パラグライダーの生みの親と讃えられたローラント・カルベルマッテン。
彼の生み出したエルドカ(Ailes de K)の翼は次々とベストセラーとなり、パラグライダーが登場した初期に世界を圧巻しました。
日本に最初に入ったパラグライダーも彼の初期のグライダーである「ランドヌーズ」。日本では、エルドカ社がスポンサーとなったフランス人の山岳冒険家ジャンマルク・ボアバン(JMB)のブランド名でも知られています。
1988年、ジャンマルク・ボアバンが標高8848mの世界最高峰エベレストからテイクオフしたときに使った機体も、カルベルマッテンの手による「ジェネー510」でした。1990年後半、
数々の輝かしい功績を残したカルベルマッテンとかつての巨大メーカーのエルドカ社は、パラグライダーのメインステージから姿を消す…
そして、7年前、フランスの専門誌がパラの素材とスイフト(リジッドグライダー)を組み合わせたようなまったく新しいコンセプトを持つ革新的な翼を紹介。生み出したのは、このローラント・カルベルマッテン。飛行への飽くなき情熱の火は消えていなかったのです…!
彼のコンセプトは滑空スポーツに新しいジャンルを作ること…
そして、「WOOPY」が誕生しました。
スキーやスノボーを履いて、あるいはパラモーターユニットを背負って、あるいはトライクで…、とこの翼の楽しみ方の多様性は計り知れません。
http://www.woopyjump.com/site/
http://www.woopy-fly.com/