
SKYWALK
CAYENNE2
ジェットフラップを装備した
次世代DHV2スポーツモデル登場!
スカイウォークの名を世界に広めたDHV2スポーツモデル「カイエン」がJET FLAPを装備して生まれ変わった。より一層の乗りやすさを追求したハンドリングと、新しい世代への飛躍を約束したその中身をここに紹介しよう。
新技術との融合
初代カイエンは、スカイウォークの目指す「扱いやすさと自立安定性」を強く表現したモデルだったが、今回新しく生まれ変わったDHV2スポーツモデルカイエン2(以下C2)は、成熟の過程でそのフォルムが大きく変更されることとなった。
キャノピーのフォルムデザインと内部構造は、ポアゾンがベースとされている。高速飛行時の性能低下を極力抑えるために採用された、楕円エアインテーク。センターから翼の左右2分の1までに大きな変化のないコード長は、ポアゾン譲りの安定性と滑空性能を受け継ぐためのものだ。
さらに、初代カイエンとの大きな違いとしてJET FLAP構造を採用。これにより、スカイウォークのラインナップは総てのモデルがそのシステムを纏うことになった。
C2のオリジナリティとフライトフィーリング
一見、DHV2-3モデル、ポアゾンのスケールダウンモデルにも見えるC2だが、同機ならではの新しい技術も採用されている。これまで2つのカスケードを経てキャノピーまで延びていたラインプランは大きく変更され、C2では1カスケード。これによる総ライン長の短縮され、速度、滑空性能、及びそれによる運動性は確実に向上している。また、素材の経年劣化を極力抑えるために、ボトムラインはこれまでの2倍となる太さのTSL280ラインを採用している。さらにライザーは、翼端折りライザーをなくした4本ライザーだ。
立ち上げの軽さ、旋回時のブレークコードの軽さ等、扱いやすさを訴えるハンドリングをカイエンは持っていたが、それは新世代C2へと変化しても変わることはない。
空中操作は、これまでのカイエンに比べて運動性に優れたレスポンスを持たされている。穏やかなロールインからキレの良い旋回性までを表現することができたカイエンに対して、ブレーク操作の初動から反応し、ストロークの実用範囲が少し狭くなったブレークハンドリングは、柔らかくそして優しい動きが特徴であったカイエンにとって大きな変化かもしれない。
SPEC INFORMATION
サイズ | XS | S | M | L |
セル数 | 56 | 56 | 56 | 56 |
翼面積(投影)㎡ | ― | ― | ― | ― |
翼面積(実測)㎡ | 21.9 | 25.0 | 27.2 | 30.2 |
翼幅(投影)m | ― | ― | ― | ― |
翼幅(実測)m | 11.08 | 11.84 | 12.35 | 13.0 |
アスペクト比(投影) | ― | ― | ― | ― |
アスペクト比(実測) | 5.6 | 5.6 | 5.6 | 5.6 |
機体重量 kg | ― | ― | ― | ― |
飛行重量 kg | 60-80 | 75-95 | 90-110 | 105-130 |
速度(MIN/MAX/TRIM)km/h | ― | ― | ― | ― |
沈下率 | ― | ― | ― | ― |
L/D | ― | ― | ― | ― |
安全規格(DHV/AFNOR) | ―/― | ―/― | ―/― | ―/― |
価格(税込) | ¥483,000 | ¥483,000 | ¥483,000 | ¥483,000 |
[製造元]SKYWALK/ドイツ
[輸入・販売元]ゲインインターナショナル
[URL]http://www.gain-int.com/