SKYPARAGLIDERS

AYA 2

Aクラスのパフォーマンスグライダー！

パッシブセーフティとパフォーマンス、
正確なハンドリングと効率的なソアリング性能、
高いピッチ安定性と完璧な滑空性能。
Aクラス新次元がやってきた！

30年の集大成として高性能レベルのAクラス

　3年前に登場した初代のアヤは、当時でも従来のAクラス機と比較して自由自在なハンドリングと軽さで、初級者からベテランのファンフライトまでカバーするオールラウンダーとして好評を得ていた。しかし近年のパラグライダーの設計・素材・高精度製造技術は、私たちの想像をはるかに超えた進化を遂げていた。
　2022年初夏、後継機のアヤ2が登場。オールラウンダーの枠組みをさらに超え、Aクラスのカテゴリーの中で「パフォーマンスグライダー」としての滑空性能とスピードを備えてたクロスオーバー機に進化した。まさにスカイパラグライダーズ30年の集大成モデルと言える。
　講習用かつファーストグライダーの弟分ガイア2（2023年にガイア3発売）をリーズナブルな価格に従えて、Aクラスのバリエーションを次世代の物に変えつつある。

驚きの巡航スピードに軽快ハンドリング

　まず驚くのはライズアップの軽さだ。アヤ2の機体重量は、Mサイズで4.55kgと軽すぎない安定の4kg台。生地は現在もっとも耐久性があり、3D形状を高精度に製造できるドミニコテキスタイル社のDOKDO-30Dを全面採用。内部の構造を支えるリブやテンションブリッジは、構造用のスカイテックス40ハードで構成し、高耐久性能と堅牢な内部構造を実現している。ラインは全て最新の細身被覆のラインで、安心して初級者からベテランまで扱える。
　テイクオフすると、とにかくビックリするのはその巡航スピードだ。現在市場に投入されているAクラスのグライダー群でも、この巡航スピードまでには達していないのでは？と思うほど快速グライドだ。同じ空域でフライトしているBハイやCクラスグライダーにも、十分追従できる。
　Aクラスの安全性能で、この滑空性能の実現はこれまで体験したことがない。

パイロット取得後「買い替える必要を感じない」

　アヤ2はEN-Aのカテゴリーとしてスクール性からフライト可能だが、前述のように十二分な滑空性能とスピードを有し、かつ現在最も高耐久性を持っている作りであることから、試乗したベテランパイロットらは「最初に購入したらAクラスのまま買い替える必要を感じない」と口々に評価している。
　クロスカントリーフライトでもファンフライトでも、荒れたコンディションでも、トップランエリアでも…「ここまで飛んじゃうなら楽なのが一番」なのだ。近年のグライダー価格を考えれば、比較的安価な価格帯で高性能で長持ち、Aクラスの回復性能で安心、これに勝るものはない。

鮮やかなカラーリングとオプション交換可能なトグル

　もう一つ、アヤ2が採用した鮮やかなカラーリングも大きなアピールポイントになっている。ビビットで躍動感と爽やかさを感じるデザインは、飽きのこない1機になるに違いない。またカラーオーダーで自分独自のデザインも可能で、パソコンで簡単にシミュレーションできるサイトが本国チェコのウエブサイトに用意されている。
　スカイパラグライダーズといえば「指フックのついたスカイコンペトグル」が人気で、コンペティターの多くが利用している。アヤ2はライザー写真のように初級者に合わせたノーマルタイプのトグルが標準だが、オーダー時に指定すれば無料でフック付きのコンペトグルに交換できるサービスも実施している。

全メーカー対応可能な チェック＆リペア工房

　スカイパラグライダーズ輸入元の?オフィスムーン スカイパラグライダーズジャパン部門が完備するパラグライダー専用リペア工房ではあらゆるメーカーの製品に対応しており、最新のグライダー生地と各種ライン素材、ハーネス用素材パーツを多数常備している。
　更にレーザー計測装置によるライン長の詳細チェックや修理交換、またハーネス等の修理やカスタマイズ（安全部位を除く）をご要望に応じて対応している。
　毎年進化を続けるパラグライダーギアを販売だけでなく、チェック＆リペア、カスタマイズサービスも充実させ、安心フライトのサポートを提供している。

（REPORT: Keiichi Amano）