
DUDEK
REPORT'AIR
ストレスフリー!
安定性を具現化したニューアイコン
世界のトップパイロットから熱い支持を集めるデューデックから発売された。中級クラスのパイロットから安心して使えるリラックスウイング。誰でも使える高性能機とはどのような物なのだろうか?
全く新しいキャラクター
デューデックが新たなアイコンとして投入したのは、軽いライズアップと方向安定性を強化し、安全性と取り扱いのしやすさを追求した翼、リポートエアーだ。
新しい世界観を作り出すために、自然風景や都市景観などユニークな空撮でナショナルジオグラフィックにも取り上げられているポーランドの写真家Kacper Kowalski(カックパー・コワルスキー)が開発に加わり、彼の要望を盛り込みデザインとテストが繰り返された。Koka(ニックネーム)へのリスペクトを込めて、リポートエアーと命名された。
長時間の飛行で監視業務に専念できる性能はパラモーターで飛ぶことを仕事にしているプロフェッショナルの要望に合致し、アフリカで密漁を監視する保護官などのパトロールサービス、捜索救助チーム、映画撮影クルー、軍隊、森林警備隊、科学者など、広い職業で使われている。
安心のテイクオフ特性
前縁はシャークノーズで無風でも形状が固定されている。リーディングエッジが最初から形成されるので、心配しないで一気に加速するだけだ。Aライザーを持っている手には、適度なテンションを感じるのでライズアップしやすい。エンジン推力を増すとキャノピーはスムーズに滑空を始めて、スムーズに離陸する。トリムライザーを最低速度にセットして離陸するが、ブレーク操作は必要なかった。
基本的にリフレックスウイングなので、強風時の高速飛行でも安定して飛行が可能。原理的には安定した海風では10m/秒の風でも飛行可能であったが、一般的に強風時は突風も入るので6m/秒までにしておいた方が良い。
2Dステアリングで自在の乗りこなす
低速トリムでの旋回は軽い方で、コントロールへの反応が返ってくるので、安心感がある。つまり軽すぎず、意のままに操作できると言う事だ。ブレークコードは2本付いている2Dシステムで、意のままに旋回半径を調整できて自然なバンクに入っていく、自然にコーディネートターンが出来てしまう感じだ。旋回半径には十分すぎるほど効果的だ。
DUDEKのリフレックスウイングは突風などで潰れる事も少ない、さらに潰れてから回復までの挙動がとても穏やかで短時間。安全性も同様に保障されている。
こんなパイロットに薦めたい
リラックスしてフライトすることを楽しむパイロットのために、リポートエアーはデザインされた。ニュークレオンXXはとにかく意のままに飛ぶことができ飛ぶことが楽しくてしかたがないというパイロットの翼だったのに対し、リポートエアーは安定性と扱いやすさを重視し自分とフライトの関係を的確に理解している大人のパイロットの翼と言える。
(REPORT:Ryoya IGARASHI)
SPEC INFORMATION
サイズ | 22 | 24 | 26 | 28 |
セル数 | 60 | 60 | 60 | 60 |
翼面積(投影)㎡ | 18.97 | 20.69 | 22.42 | 24.14 |
翼面積(実測)㎡ | 22.00 | 24.00 | 26.00 | 28.00 |
スパン(投影)m | 8.88 | 9.28 | 9.66 | 10.02 |
スパン(実測)m | 11.10 | 11.59 | 12.07 | 12.52 |
アスペクト比(投影) | 4.16 | 4.16 | 4.16 | 4.16 |
アスペクト比(実測) | 5.60 | 5.60 | 5.60 | 5.60 |
沈下率 m/s | 1.2±0.2 | 1.2±0.2 | 1.2±0.2 | 1.2±0.2 |
速度(trim/min/max) km/h | 38-50/26/64±3 | 38-50/26/64±3 | 38-50/26/64±3 | 38-50/26/64±3 |
総ライン長 m | 305.03 | 319.07 | 332.54 | 345.5 |
飛行重量 kg | 85-120 | 95-130 | 105-145 | 115-160 |
機体重量 kg | 5.2 | 6.2 | 6.5 | 6.9 |
安全規格 | DGAC | DGAC | DGAC | DGAC |
価格(税別) | ¥410,000 | ¥410,000 | ¥410,000 | ¥410,000 |
[製造元]DUDEK/ポーランド
[輸入・販売元]フライトシステム
[URL]http://wwwing.org/