ギア・インプレッション

BASE2

BGD

BASE2

LOVE AT FIRST FLIGHT

より遠くへ、より楽しく、
ベース2はあなたの限界を広げ、
飛ぶ自信を与えてくれる。

"とびきり上等"なベース2誕生!

 BGDの中核をなすベース2は、新たなアークデザインとテクノロジーにより、パフォーマンスを大幅に向上させながらトレードマークのダイレクトで遊び心に溢れたBGDハンドリングをブラッシュアップしている。セル数を57に増やし、ロールの安定性を高め、セールとラインのテンションをチューニングし空中バランスに優れたフィーリングを実現した。
 多くの研究開発時間は、細かいディテールを完璧に仕上げるために費やした。トレーリングエッジのマルチ リーフィングシステムは、ブレークの初動をシャープに、小さな操作で正確なコントロールを可能にした。さらに安全性を考慮した、長いブレークストローク設定も可能にした。
 13mmのウェビングを使った新しいスピードライザーは、Cライザーの内側にBライザーに渡すようにCハンドルが取り付けられている。Cハンドルは2つのプーリーを介してダイニーマラインでBライザーに接続されている。このシステムによりCステアリング時、軽い力でBライザーも連動させることができ、より効率的なB/Cステアリングを可能にした。

細かいディテールにも徹底的にこだわる

 フルアクセルでもリーディングエッジの剛性を高く保つようにキュア2で採用したダブルリーディングエッジデザインをベース2にも採用。最も重要な前縁はコードカットビロー製法でより滑らかに形成、特に低速時に効果を発揮しストール速度を遅くし、失速し難い翼になっている。
 他にもトリプルフィンガーダイアゴナルやセルの最適化など、細かいディテールにも徹底的にこだわり、パフォーマンス、ハンドリング、快適性、安全性の完璧なバランスを持つクロスカントリーグライダーとしてベース2を完成させた。

これぞブルースゴールドスミス・ハンドリング!

 ブレークプレッシャーは程好く、 サーマルの中でタイトなターンを得るためのブレークを引き込みながらセンタリングでも、ターンのダイビング傾向はない。ブレークを10cmほど引き込んだフラットなターンでも、バランスの良いターン能力を持っている。
 クリーンなトレーリングエッジの効用なのか、オリジナルベースより落ち着いた印象だが、ダイナミックなコントロールに反応する敏捷性をも持ち、優れたターン性能は特筆すべきポイントだ。  弱いサーマル条件下で、ベース2の浮きの良さと優れたクライムレートを感じた。 穏やかな気流の中ではピッチの動きはなく、リラックスしてセンタリングできる。
 ハードなコンディションでは少しピッチバックするが、しっかりとサーマルコアを捉えてくれる。まさにハイエンドBカテゴリーで、最高のクライムレートを実現している。装備重量の上の範囲(Mサイズで90-95kg)では、グライダーは落ち着いた感じでパフォーマンスを発揮できる。このあたりはブルースのエアーウェイブ時代からのこだわりを感じる。
 展開アスペクト5.7にもかかわらず、ロールとピッチの安定性は驚くほど高くローBグライダーのフィーリングだ。アクティブな空気の動きをパイロットにフィードバックしながらも、タービュランスを非常によく吸収し、心地よい乗り味を提供してくれる。

新次元へステップアップ

 BGDチームはハイエンドEN-Bカテゴリーのレベルを上げることに成功した。リラックスしながらグラィデングできるベース2は、フライヤーを新しい次元、長距離のXCフライトに導いてくれる。
 飛び抜けたパフォーマンスウイングに対して、先進的な安定性がアクセシビリティを容易にしたことがベース2の長所であり、パイロットはそれに喜びを感じ、誰もが虜になるだろう。

(REPORT:Ninariver)

SPEC INFORMATION

サイズ XS S M ML L
セル数 57 57 57 57 57
翼面積(投影)㎡ 17.8 19.5 21.2 22.9 24.6
翼面積(展開)㎡ 21 23 25 27 29
スパン(投影)m 8.8 9.2 9.6 10 10.3
スパン(展開)m 11.1 11.6 12.1 12.6 13
アスペクト比(投影) 4.4 4.44.44.44.4
アスペクト比(展開) 5.7 5.75.75.75.7
機体重量 kg 4.5 4.8 5 5.5 5.7
飛行重量 kg 55-75 65-85 75-95 88-108 100-125
安全規格(EN/LTF) B B B B B
価格(税別) ¥580,000 ¥580,000 ¥580,000 ¥580,000 ¥580,000

[製造元]BGD/オーストリア
[輸入・販売元](株)フィールドジョイ
[URL]https://www.fieldjoy.jp/

2021年8月号掲載)