フライヤーのためのパラワールド新車情報

series169

トヨタ/ランドクルーザー

TOYOTA LAND CRUISER

トヨタ/ランドクルーザーキング・オブ・オフローダー

  国内では本格的な4WDの人気は衰えたものの、地球上の様々な場所では本物の4WD車はなくてはならない存在だ。アフリカの奥地やオーストラリアの大地、中東の砂漠など、どんな場所へも行け、無事に帰還する。高い基本性能と信頼性がなくてはなし得ない。環境が過酷になればなるほど生きる車として、高い信頼を得ているのがランドクルーザーなのだ。
 1951年に警察予備隊の車輌として投入されたBJシリーズは、55年にランドクルーザー20として一般向け販売が始まった。67年にはステーションワゴンとして進化が始まり、55/60/80/100シリーズでその名声を不動のものにし、200シリーズで機能性と安全性の完成形に到達した。
 85年には70/90/120/150シリーズと続く"ライトデューティ"のプラドシリーズが誕生。BJシリーズ直系の“ヘビーデューティ”のラインは20/40/70シリーズと続き、2004年に国内販売を終了したが世界中にデリバリーは続いている。BJシリーズから始まった60年余りの時間、ランドクルーザーはトヨタで最も長い歴史を持つ。

室内の快適性も一級品、シートにはヒーターだけでなくベンチレーション機能も搭載し密着する背中や足腰の蒸れを防止、ステアリングにもヒーター機能を搭載する。

極まる安全性能

 2007年に登場した200シリーズはオンロードはもちろん、オフロードでも快適な乗り心地と走破性を実現。さらに高いユーテリティ性を高次元で形にし、美しさとプレステージ性を高めたことで所有する喜びを備え、本物の高級4WDステーションワゴンへ進化した。
 そして2015年8月、ビッグマイナーチェンジにより迫力のあるフロントデザインへ一新。剛性に優れたラダーフレームや高い接地性を誇るリアのトレーリングリンク式サスペンションがもたらす高いオフロード性能に加え、トヨタ初の歩行者検知機能を含む衝突回避支援システム【トヨタ セーフティ センスP】を全グレードに標準装備した。【トヨタ セーフティ センスP】はミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーがクルマだけではなく歩行者も認識、プリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームの4つの機能で構成される。
 オプションのアンダーフロアビューは、約3m手前で撮影されたフロントカメラ映像上に現在の車両位置やタイヤ位置を示す線を表示する。ラフなオフロードでも、乗車したまま車両下の状態やフロントのタイヤ位置の確認が可能になる。

お薦めのグレードは?

 グレード構成は、20インチタイヤ+アルミホイールやサイドステップ、リヤスポイラーの他、豪華機能満載の【ZX】、走行性能を中心に装備を充実させた【AX"Gセレクション"】、3列シートのベースモデル【AX】、唯一の2列シートモデル【GX】の4種類。エンジンは全車V型8気筒DOHCを搭載し、6速オートマチックと組み合わせる。カラーは落ち着いた9色を展開。
 国内でランドクルーザーの性能を発揮できるロケーションはほとんどないが、その歴史を知れば知るほどにその渇望は増していく。価格は3列のベースモデル【AX】で513万円、2列モデルの【GX】で472万円と安くはないが、何と言っても『キング・オブ・オフローダー』なのだ。  グレード選びで悩むなら3列シートのベースグレード【AX】で十分。実用性で選ぶならば2列シートの【GX】、ルックスで選ぶならば不格好なサイドアンダーミラーのない【ZX】がいい。
 衝突回避支援システムを搭載し人には優しい新型ランドクルーザーだが、JC08モード燃費消費率(km/l)は6.7~6.9、無鉛プレミアムガソリンとお財布には優しくない。まぁ、このクラスを選ぶユーザーは気にならないだろうが。

DATA

●車体
全長×全幅×全高(mm) 4950×1980×1880ホイールベース(mm) 2850
車両重量(kg) 2490乗車定員(人) 8(GXは5人乗り)
●エンジン
型式V型8気筒DOHC排気量(cc) 4608
最高出力(kW[PS]/rpm)234[318/5600最大トルク(N-.m[kg-m]/rpm)460[46.9]/3400
JC08モード燃費消費率(km/l)6.9駆動方式4WD

■車両本体価格帯(税込):¥5,134,909(¥4,728,437~6,825,600)
■お客様相談センター フリーダイヤル0800-700-7700
■URL: http://toyota.jp/landcruiser/