フライヤーのためのパラワールド新車情報

series162

スズキ/ハスラー

SUZUKI HUSTLER Xターボ(4WD)

SUZUKI HUSTLER Xターボ(4WD)激戦の軽自動車も個性の時代へ!

軽自動車は、日本の生活になくてはならない。毎月の新車販売ランキングも軽自動車が独占している。ちなみに2014年4月の統計では、1位がタント(ダイハツ)、4位ディズ(日産)、5位ワゴンR(スズキ)、6位N-BOX(ホンダ)、7位アルト(スズキ)、8位ムーヴ(ダイハツ)、10位スペーシア(スズキ)と7台がランクイン。自動車メーカーにとって軽自動車は最も熱い主戦場で、あの手この手で闘いを繰り広げている。
普通自動車でもここ数年ジャンルを超えたクロスオーバータイプに人気が集まっている。その流れが遂に軽自動車にまで及んできた。その具体的な形が昨年12月に発表されたハスラーなのだ。往年のスズキファンはその名を深く記憶に刻んでいるだろう。ハスラーは70年代にスズキが販売していたオフロードバイクで、仮面ライダーのサイクロン号のベースにもなっている。
またスズキの四輪車を語る時、ジムニーの存在の大きさは計り知れない。初代ジムニーが発売された当時とその使い方は大きく変化してきたが、雪国での生活の足や本物志向の遊び車として、その存在感は燦然と輝き続けている。常に強烈な個性で、他社をリードしてきたスズキだが、新たに放った矢は、軽ワゴンタイプの乗用車とSUVを融合させた新しいジャンルだった。

ボディカラーに合わせた内装は、乗っているだけで楽しくなってくる。

アクティブ派に似合う
軽クロスオーバー

ベースは、大ヒットモデルのワゴンR。直立させたAピラーとロングルーフが生み出す広い室内空間、そして最低地上高を上げ、ラフロードや雪道での走破性を向上。日常使いから週末のレジャーまで、場所を選ばないオールラウンダーに仕上がっている。
やはり一番の注目は、個性的なスタイルで、未塗装のバンパーや張り出したオーバーフェンダー、カラフルなボディカラーなど強烈なインパクトを与えてくれる。しかし、ハスラーが優れているのは見かけだけじゃない。坂道でも楽々発進できるヒルホールドコントロールや下り坂でも安心のヒルディセンとコントロール、滑りやすい路面での発進をサポートしてくれるグリップコントロール、発電にかかる無駄な燃料消費を抑えるエネチャージ、アイドリングストップ、レーダーブレーキサポート、誤発進制御機能など、最新の機能を搭載して様々なシーンで高いレベルの安心感をドライバーに与えてくれる。

カラ―もオプションも豊富!

ハスラーのグレードはベースグレードのA、中核をなすG、充実装備のXの3つ。GとXにはターボエンジン搭載車も揃える。トランスミッションはAとGにCVTと5MT、XはCVTのみの設定だ。ボディカラーは個性的な9色、ルーフの色を変えた2トーンを含めれば11パターンが揃っているのも嬉しい。
お薦めは15インチアルミホイールやディスチャージヘッドランプ、LED再度ターンランプ付きドアミラー、本革ステアリングが標準になるXで、余裕の走りのターボ、雪道やラフロードを考慮して4WDというチョイスか。特にパラグライダーユーザーにはお薦めだ。ボディカラーは好みだが、イメージカラーのパッションオレンジとホワイトルーフの2トーンがチャーミングだ。
便利で使えるオプションも豊富に揃えている。リアハッチに取り付けるカーテン&タープキットやプライバシーショードなど、キャンプや人気の車中泊、マリンスポーツ、スノースポーツなどターゲットを絞ったアイテムが目立っている。  普通自動車も含め、すべての自動車の中でもその個性は際立っている。ハスラーに遊び道具をたくさん積み込んで、アウトドアに飛び出そう!

DATA

●車体
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1665ホイールベース(mm) 2425
車両重量(kg) 870乗車定員(人) 4
●エンジン
型式水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ排気量(cc)658
最高出力(kW[PS]/rpm)47[64]/6000最大トルク(N-.m[kg-m]/rpm)95[9.7]/3000
JC08モード燃費消費率(km/l)25.0駆動方式4WD(FFの設定あり)

■車両本体価格帯(税込):¥1,576,050(¥1,048,950~1,618,050)
■お客様相談センター フリーダイヤル0120-402-253
■URL: http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/