■今年のコースは、さらなる山岳コース
今回のコースは、総距離818㎞。レッドブルのお膝元であるザルツブルグのど真ん中シティセン
ターをスタートし、ザルツブルグを見下ろす6㎞離たれたガイズバーグ(1288m)が1番目のターンポイント。
2番目のターンポイントは、32㎞離れた高級リゾートのベルヒテスガーデンを見下ろすドイツ二番目の高峰ワイツマン(2713㎞)、3番目のターンポイントは56㎞離れたオーストリアの最高峰のグロースグロックナー(3798m)、4番目のターンポイントは2007年にもターンポイントになった95㎞離れたマルモラーダ。
ここまでのルートは北から南下するルートだが、ここから一気に西にルートを取り、最長レグとなる328㎞離れた6番目のターンポイント・マッターホルン、62㎞離れた6番目のターンポイント・モンブランも2007年でお馴染み。ここまでの総距離は579㎞。ルートは再び南下し、最終ターンポイントのモングロまでは234㎞。
そしてモナコの海岸がゴールとなる。
オーストリア、ドイツ、イタリア、スイス、フランスの最高峰や観光地をルート場に組み込むことで、各国に対するアピール度を高めているのが特徴。またパラグライダーのレースであることを重視、フライトス
タイルを重視したレース回帰を考えていると思われる。ルール上でもグランドスピードが5m/sを10分間以上、フライトスピードは20m/sが20分以継続しないなどの制限が新たに設けられている。
■ハイライトはマルモラーダ-モンブラン
ルート全体を、①スタートからマルモラーダまでの189㎞の南下ルート、②マルモラーダからモンブランまで390㎞の東西ルート、そして③モンブランからモナコまでの239㎞の南下ルートの3つに分ける。
①区間ではマルモラーダが4番目のターンポイントだが、2007年はマルモラーダは2つ目だった。ターンポイントが少ないと言うことは、アスリートが通過するコースの選択肢が広がる。特に前回はスタートから南西方向に進むために、ピンツガウ渓谷のどこを越えるかが大きな分岐点となり、選手が広範囲に広がった。今回は細かくターンポイントを繋ぐことで、多くのアスリートが似通ったルートをチョイスするだろう。この区間で出遅れると取り返しが付かない。スタート後3日間の踏ん張りが、その後レースに加われるかのカギになる。
②は距離が長く、ビッグフライトのチャンスを誰が掴むか次第でトップが簡単に入れ替わる緊張の区間。多くのアスリートは2007年と同じルートを通ると予想されるが、前回優勝したアレックスがひとり選んだ南回りのコースを誰が進むのか、大穴ルートとして注目したい。
新たにターンポイントに加わったマッターホルンは、長い谷の更に奥に位置する。ここを徒歩で移動し、また同じルートを戻るのは大きなタイムロスとなることから、多くのパイロットは一気に氷河を越えモンブランを目指すかもしれない。勝敗の分かれ目、様々なドラマがこの区間で起きるだろう。
最長のサバイバルレースで生き残ったアスリートのみが、③へ進むことが許される。モナコまで239km、勢いを付けて一気に南下しゴールを目指す。
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Start【ザルツブルグ/オーストリア】
標高:424m
シティセンター
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Turn-point 1【ガイズバーグ/オーストリア】
標高:1288m
ポイント間距離:6㎞(総距離6㎞)
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Turn-point 2【ワイツマン/オーストリア】
標高:2713m
ポイント間距離:32㎞(総距離38㎞)
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Turn-point 3【グロースグロックナー/オーストリア】
標高:3798m
ポイント間距離:56㎞(総距離94㎞)
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Turn-point 4【マルモラーダ/イタリア】
標高:3343m
ポイント間距離:95㎞(総距離189㎞)
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Turn-point 5【マッターホルン/スイス 】
標高:4478m
ポイント間距離:328㎞(総距離518㎞)
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Turn-point6【モンブラン/フランス】
標高:4792m
ポイント間距離:62㎞(総距離579㎞)
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Turn-point 7【モングロ/フランス】
標高:732m
ポイント間距離:234㎞(総距離813㎞)
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Gorl【モナコ】
標高:0m
ポイント間距離:5㎞(総距離818㎞)
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