ギア・インプレッション

EPSILON6

ADVANCE

EPSILON6

Epsilon6 と一緒なら、
未知なる世界へ必ずジャンプできる

絞り込んだラインナップと徹底した開発の継続で、多くのファンに支持されているアドバンスのグライダー。いよいよ6代目となった「イプシロン」は、さらにレジャーフライトの醍醐味を満喫できる翼へと進化した。

Explore new Skies ―未知なる空へ―

あなたは上昇したい。高く上がるということは、サーマルに集中すること。レジャーパイロットのあなたは、軽快な旋回と正確なセンタリング上昇によってサーマルを堪能する。イプシロン6を駆るあなたのその先には、水平線が広がり、クラウドベースからの壮大な景色を充分に楽しむことが出来るのだから…。
イプシロン6のフィルム(日本語字幕付き)が、アドバンスのホームページで公開されている。どうかそれを観て、イプシロン6に乗るパイロットたちがどう感じているかを知って欲しい。
http://www.advance.ch/epsilon/film

翼の特徴

イプシロン6の翼は、ライン形成を特にコンパクトにしている。これはアスペクトレシオとライン長の理想的関係から導きだされたものだ。同時に抜群の安定性を実現しており、直進性とピッチにおいても見事な安定性を与えている。パイロットは常に絶好のフィーリングでフライトを楽しむことができるだろう。
ブレーク荷重は軽くハンドリングがしやすいため、パイロットはどのような旋回半径でも自在に旋回することができ、キャノピーやブレークから正確なフィードバックを感じとることができる。アドバンス社によって考案されたリング・ラフ・システム(翼端をリングによって絞り込む機構)を搭載しているだけでなく、理想的なプロファイルとトレーディングカーブのバランスを実現しているため、卓越したハンドリング性能を得ることができたのだ。
Aライザーは翼端折り用に2分割されている。それが「クイックスナップシステム」により、地面に置かれた時には磁石でつながり、テイクオフ後は自動的に離れる。翼端折りのハンドリングが非常に容易にできるようになっている。
そして、「高効率のSPI付き2ステージ・スピードシステム」を採用。2つの比率の設定があり、パイロットの脚の長さとポジションによって、スピードバートラベルの長さと荷重率を調整することが可能だ。さらにポジションに応じて選択した理想的なスピードバーの位置は、常にスピード・パフォーマンス・インジゲーター(SPI)で確認できるようになっている。

パイロットに求められる資質

「イプシロン6の魅力は感じたけれど、自分に使いこなせるのか?」そんな不安があるのならば、以下の技術を習得しているかどうかがひとつの目安となるだろう。
(1)フライト中の気流変化に対応できるアクティブフライト
(2)片翼コラップスの対処方法を知っている
(3)急なピッチ変動を止められる
これらの項目をクリアーしたパイロットにとって、イプシロン6は完璧な翼となってくれるはずだ。また、中級機という位置付けながら安全性は高く、上級スクール生にも使いこなせる翼である。

(REPORT: Shinichi Nagashima)

SPEC INFORMATION

サイズ 23 26 28 31
セル数 51 51 51 51
翼面積(投影)㎡ 19.76 22.28 24.04 26.19
翼面積(実測)㎡ 23.10 26.04 28.10 30.61
スパン(投影)m 8.73 9.27 9.63 10.05
スパン(実測)m 11.01 11.69 12.15 12.68
アスペクト比(投影) 3.86 3.86 3.86 3.86
アスペクト比(実測) 5.25 5.25 5.25 5.25
機体重量 kg 5.9 6.35 6.7 7.2
飛行重量 kg 60-80 70-95 85-110 100-130
最大ライン長(※)m 671.9 713.3 741.0 773.4
シンメトリーコントロール長 m >65 >65 >65 >65
速度(MIN/TRIM/MAX)km/h 23±2/38±2/51±2
最小沈下率 m/s 1.2 1.2 1.2 1.2
アクセル長 m 36.2 38.5 39.9 41.8
滑空比 8.9±0.2 8.9±0.2 8.9±0.2 8.9±0.2
安全規格(LTF) 1-2 1-2 1-2 1-2
価格(税込) ¥490,000 ¥490,000 ¥490,000 ¥490,000

[製造元]ADVANCE/スイス
[輸入・販売元](有)ジェネス
[URL]http://www.genese.co.jp/

(2009年4月号掲載)